第15回目 2024/07/14

こんにちは!
 今回は当院の造りや歴史的背景について説明させていただきます。
当院は他のお寺様より『建物』が大きく作られています。昔、幕府や大名、お殿様と近いお寺は初めから大きく建てられる事もあったそうですが、それはごく一部の寺院です。
 当院はお位牌を祀るお寺だったので、それほど繋がりが濃くないと思われます。
そうした大きな寺院には修行する場所(僧堂)があったり、仏殿があったりと仏教に関係する施設が多く作られています!
 しかし、当院は大きな竈(かまど)があったり、文化財になっている大きな広間の木造2階建ての建物の庫裏があったりと修行する場所と言うよりは、人が集まるように作られています。本堂も人が集まれるよう広く作られています。これは鶴見の大本山総持寺と同じ考えです。
 きっと、その時代時代で皆様のご先祖さまや町の人たち、その時々でお寺を盛り上げてくださった方々が必要な物を作ってくださって、今の当院の形になったのではないか?と思います。
 今回の大規模修繕も後世に今の当院を残せるよういたしますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。


 御存じの方も多いと思いますが、4月に行われた晋山式・お授戒の動画を作っていただいたので、添付させていただきます。よろしければご覧になって下さい。