
こんにちは。
今回は曹洞宗の教え、『坐禅』について配信させていただきます。
まず曹洞宗の坐禅とは、「只管打坐(しかんたざ)」で行う坐禅のことです。
「只管打坐」とは、ただひたすら坐禅をすることを指します。
この修行は、余計なことを考えずにただ坐禅を続けるもので、悟りを求めるなどの目的を持たず、ただひたすらに坐禅することが特徴です。 ただひたすら坐ることにより、物事本来の姿を見極め、心の働きを整えることで、坐禅をする姿そのものが「仏の姿」になり、それが悟りの姿になると言われています。 私も修行時代、汚れているから掃除をするのではなく、掃除をする時だから掃除をするのだ。とよく言われました。
つまり、ただ目的を持たずひたすら坐る事により物事の本質を悟るという事です。 皆様のよく知る達磨様は洞窟で9年間坐禅をしていたそうで、あのよく見る赤い達磨様は坐っている姿だと言われています。
今回は下の動画に当院で毎日11時に鳴る梵鐘の動画を添付しておきます。
時間は3分ぐらいなので、皆様お家の中で坐禅じゃなくても構いません、鐘が9回鳴るまで、目を閉じで何も考えず坐ってみてはいかがでしょうか??