第13回目 2024/06/16

こんにちは!
 今回は本堂にある柱について説明させていただきます。
本堂には沢山の柱があるのですが、そのほとんどが四角い柱です。
実はその中でも丸い柱があるんです。
  正面の2本と、本尊様の裏、皆様がお位牌堂に入る部分2本、この4本がご本尊様を囲むようにあり、丸柱に囲まれた場所は、お釈迦様のいる場所で聖域な場所だとされています。(上の写真)。
 丸柱は昔、仏殿と呼ばれるお釈迦様が祀られている建物でよく使われていた造りらしく、本堂を作る際、御本尊をお祀りする場所の周りを、仏殿を模して丸柱にしたのではないかとされています。
 当院には御本尊の周り以外でも丸柱で囲まれてい場所があります。
それは皆様が法事をやるお位牌堂の一番奥にある御開山様が祀られている場所になります。 御開山様の祀られている場所は、当院でも1番する古い物ではないか?と言われており、昔はその場所がお堂として建ってただけではないかとされています。
お堂だった当院が今のような大きな建物が建つほど発展できたのは、その時々のお檀家様や地域の方が盛り立ててくださったからです。 その感謝の気持ちを忘れずに、日々壇務に邁進していきたいと思います。