

こんにちは!
今回は山門について配信させていただきます。
当院山門は文政13年(1830年)江戸時代に造られました。 山門と本堂は年代こそ同じですが造りが違うので別々に建てられたか、移築されたものではないかとも考えられます。左の写真!
そして山門額には『大高山』と書かれていて、読み方は『たいこうざん』と読みます。右の写真!
これを書かかれたのは、瑩山禅師様が開かれた加賀(金沢)の大乗寺の住職、月舟(げっしゅう)和尚で、月舟和尚は曹洞宗で一番、額を書かれていた方と言われています。なぜ沢山書かれたかと言うと、月舟和尚の額があると火災からお寺を守ってくださると言われていたからです。
山門を入ったところには『不許葷酒入山門』(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)と書かれた石碑があり、これは臭気の強い野菜、にんにくやねぎは他人を苦しめ自分の修行の妨げになり、また、酒は心を乱すので口にしたものは清浄な寺内に入ることを許さないという意味になります。
紹介動画を添付いたしますのでご覧になってください。