第9回目 2024/04/20

こんにちは!
当院は今月12日~14日に行われた、お授戒会・晋山式を無事終える事が出来ました。
 先代住職は『東堂』(とうどう)と言う位になり、新命が新住職として当院を継ぐことになります。 新住職は、まずは今進行中の『十年計画報恩事業』を進め、建てられて200年の本堂をはじめ庫裏の建物を耐震構造にし、これから後世に残すべく進めて参ります。当院の建立後、初めての大規模改修工事に取り組んでまいりますので、これからも新住職と共に、春江院を見守っていただけると幸いです。


さて、今回配信させていただく主な内容は、晋山行事の中の『法戦式』を紹介させていただきます。
晋山結制の役で首座(しゅそ)と言う役割の者がいます。
首座とは本来修行僧の中から選ばれ、3か月間の集中修行期間のリーダーです。
曹洞宗では、出家をしてから住職になるまで、必ず1度は首座を務めなければならないという決まりがあります。 その首座の最後の儀式として『法戦式』を行い、法戦式が終わると住職の弟子になれるので、弟子になる第一歩の儀式とされています。 法戦式では、沢山の僧侶から首座に質問を投げかけ、問答が繰り広げられ、それを1つ1つ答えてきます! 問答無用と言う言葉を聞くことがあると思いますが、この『問答』からきている言葉です。 当院の法戦式の様子は、下に添付してあります動画をご覧下さい。 珍しい儀式ではありますので、楽しんでいただけると嬉しいです。 23:55から問答が始まります。