

こんにちは。
今回は当院本堂内部の『欄間(らんま)』ついてご説明させていただきます。(上の写真)
本堂内部のご本尊様の手前の上、欄間(らんま)と呼ばれる部分に彫刻の龍などがあることはお気づきでしょうか?当院は少し珍しい彫刻がなされています。
まず、欄間とは日本の伝統的な建築様式の一つで、天井のあいだにはめ込む透かし彫りされた板のことです。
多くのお寺様ではこの欄間部分は幕で覆われているのですが、当院では、皆様に見ていただきたく幕を外してあります。 その欄間は正面に向かって左から、鳳凰・龍・亀・麒麟が彫られています。これら四体を「りんぽうきりゅう」や「四霊」といいます。これらは、世の中が平和に治まっている時や良い事が起こる前触れに現れるとされ、おめでたいものと考えられています。(下の写真)。
他のお寺様には違う絵柄の欄間もありますが、なぜ当院は『四霊』が選ばれたのでしょうか?
お参りの際は是非欄間をご覧下さい。
立春になり春も近くなって参りましたが、まだまだ寒暖差がありますので、お身体にはご自愛ください。では、次回はお授戒についてご説明させていただきます。お楽しみに♪