
こんにちは。
本年もよろしくお願いいたします!
皆様はお正月お寺や神社にお参りに行かれましたか?
今回はお寺のお参りの仕方と神社でのお参りの違いを配信させていただきます。
神社では手をたたき、お寺では手を叩きません。
そこにはそれぞれの信仰や考え方の違いが関係があると思います。
まず、神社で手をたたく「拍手(かしわで)」ですが、これは神道独自の作法です。
拍手には、神様への感謝や敬意を表す意味があり、手をたたく音で「ここにいますよ・これから祈りますよ」と神様に自分の存在を知らせる役割もあります。
さらに、音には邪気を払い、心身を清める力があるとされ、神聖な空間で自分を整える意味も込めらるそうです。
こうした理由から、神社では「二礼二拍手一礼」という参拝方法が基本とされているそうです。
一方、お寺では手をたたきません。
仏教では、静けさを重んじる考え方が基本!
拍手をして音を立てるのではなく、静かに手を合わせて合掌し、心を落ち着けて祈ることが大切とされています。お寺での参拝は、感謝や供養を捧げる場であり、内面を深く見つめる時間を大切にすることが重視されているのだと思います(^^)
当院ももちろんですが、神社の御神体は拝見できませんが、お寺のご本尊様は見えるところに鎮座されていることからも仏様の方が身近な存在なのではないかと、私は思います。なのでお、ご本尊様は手を叩いて呼ばなくても、いつもお参りに来た肩を見ているのです。
このように、神社とお寺では祈りの対象や考え方が異なるため、参拝の作法にも違いがあるのです。 それぞれの違いを理解し、場に応じた正しい参拝方法を行うことで、神様や仏様にお参りすることが大切だと思います。
たまに質問を受けますが、私ら僧侶も神社にお参りに行きますよ。
今回の配信はお檀家様とのお話から内容を考えさせていただきました。 ありがとうございました。
※あくまでも、私の主観的な考えなので皆様の考えとは違う間もしてません。 ので、よろしくお願いいたします。