第16回目 2024/07/28

こんにちは!
 今回はお盆について配信させていただきます。
お盆は、仏教の中でも重要な行事で、迎え火や送り火、盆棚の準備、お墓参りなどの沢山の行事があり、ご祖先の霊に感謝の想いを込めて供養する事です。
 お盆中には亡くなった祖先の霊が家にお帰りになられます。
 そのお盆の行事の1つに僧侶がご自宅に伺ってお経をあげる「棚経」があります。
棚経は、仏壇や精霊棚に供物を供え、読経や家族の祈りを捧げることで、祖先の霊を慰め、供養します。
 昔は家の玄関の前に棚を作って、そこで僧侶がお経上げた事から『棚経』と言うそうです。
 お仏壇の前に準備していただく盆棚の供物の中に馬の形をした胡瓜と、牛の形をした茄子があります。
 これは、先祖の魂が馬に乗って早く帰ってきてもらい、牛に乗ってゆっくり帰ってもらいたい、という私たちの想いが込められているのです。
地域や家庭によって棚経の方法や内容は異なることがありますが、年に1度ご先祖様がご自宅に戻られる機会になりますので、ご先祖様に感謝の想いでお盆を迎えてください。
 地域などによって違いはありますが、このあたりの地域では迎え火が8月13日・送り火が8月15日になります。


御存じの方も多いと思いますが、4月に行われた晋山式・お授戒の動画を作っていただいたので、添付させていただきます。よろしければご覧になって下さい。